ハウスクリーニングの費用は、引越し後の軽いものであれば2万円くらいから依頼できます。
当然ながら、広さによってどんどん高くなっていき、業者によって1万円くらい差が出ることもあります。
また、引越しの際にスケジュールに余裕がない時などは、ハウスクリーニングの立会いが難しい時もあります。
業者にもよりますが、現場に立ち会わなくても作業は行ってもらえます。
しかし場合によっては、それがトラブルの原因になることもあるので気をつけてください。
賃貸の場合、部屋を引き払う際のハウスクリーニングは重要な意味を持ちます。
敷金・礼金・補償金の範囲で住むならともかく、それ以上にお金がかかってしまうことがあります。
汚れがあったから壁紙交換が必要になり、そのためのお金を負担してもらう必要がある。こう言われてしまった場合、こちらが立会っていなければ反論は難しいでしょう。
もしかしたら元からあったものかもしれませんし、実際はたいした汚れではない可能性もあるのです。
部屋は綺麗であるほど、敷金が多く返ってくる可能性がありますが、わざわざクリーニングまでして出費がかさむほど行う必要はありません。
原状回復は自然消耗の場合は、賃借人が負担する必要はないのです。
また、賃貸人にハウスクリーニングを入れなければいけないため、その費用を負担して下さいと言われても要求をのむ必要はありません。
(ただし、契約書に特約がある場合や、契約時にその事について知らされており、かつ条件を承諾している場合は負担しなければいけない可能性があります。)
以上、引越し時にハウスクリーニングを入れてもらえるのは、オーナーにとっては非常に有難い事ですが、決して安くは無いため検討が必要です。